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楽しくて安全なバーベキューを楽しむための「バーベ九則」とは

バーベキューを楽しく行っても、周りの人に迷惑をかけてはいけません。そういう点でも、日本のBBQは欧米に比べて劣っている(マナー意識が低い)と言えます。

日本では、公園や河川敷の中には「バーベキュー禁止」とされている所も少なくありません。禁止にされる最大の理由は、周辺に違法駐車したり、ゴミを放置したまま帰ったりする、マナーの悪い利用者が後を絶たないからです。確かに周辺住民の方にしてみれば迷惑千万なわけで、このような現状ではバーベキュー禁止にされても仕方ありません。
しかし「禁止」とされている場所でも、堂々とBBQを行っている人達が後を絶ちません。禁止されている場所があることを自体を知らない人達が非常に多いのです。

また、一部のアウトドア雑誌などで「BBQで残った炭は地面に埋めて帰りましょう」という、間違った指導をしていることを見かけます。アウトドアを紹介する人間ですら、そんな基本的な間違いを堂々と公表しているのが、日本のBBQ業界の現状なのです。

燃え残りの炭は、食物の残飯などと違い微生物に分解されにくい性質です。山に捨てられたビニールや空き缶などと同様、食物連鎖に乗って自然に帰るということはありませんので、環境破壊に直結するのです。炭は絶対に地中に埋めてはいけません!
皆が安全快適にバーベキューを楽しむための心得をまとめたのが「バーベ九則」です。

バーベキューに関する知識やモラルの低さを解消すべく、正しい知識や迷惑をかけないマナーを啓蒙していくことも、我々日本バーベキュー協会の大切な役目だと考えています。

協会では、スマートバーベキューの普及活動と共に「バーベ九則」と名づけた、バーベキューのマナーに関する原則を作り、一般のBBQユーザーの方達に啓蒙活動を行っています。皆さんも、バーベキューする時には、自分達さえ楽しければよいというような考え方はせず、常に環境や周辺住民の方たちのことも考えて、マナーを守って気持ちよくBBQするよう心がけてください。

「バーベ九則」はおもてなしの心を説いた日本の茶道の「利休七則」を元に作られました。

~おもてなしの心を茶道から学ぶ~
スマートバーベキューは欧米の先進技術と日本のおもてなし文化の融合を目指しています。

スマートバー ベキューの基本は相手に対する思いやりが大切。それはまさにおもてなしの心です。日本には”茶の湯”という世界最高のおもてなし文化があります。一人バーベキューが無いように、一人茶道もありません。
お互い相手があって成立「遊び」文化なのです。そのおもてなしの日本の文化である”茶の湯”の心得を茶聖千利休が弟子に分かりやすく解いたものが「利休七則」として今に伝わっています。

このおもてなしの心を説いた”利休七則”をもとにして誰もだ安心快適にバーベキューが楽しめるように日本バーベキュー協会会長の下城民夫が作り出したのがスマートバーベキューの為の「バーベ九則」です。

 <ご参考>

利休七則 

一、茶は服のよきように点て

二、炭は湯のわくように置き

三、花は野の花のように生け

四、冬は暖かに夏は涼しく

五、刻限は早めに

六、降らずとも雨の用意

七、相客に心せよ、

 

~スマートバーベキューの為のバーべ九則~



一、下調べは慎重に

バー ベキューを計画するときの最初に注意すべき心得を現しています。バーベキュースペースの周りの環境、バーベキューが禁止された場所でな いこと(火気禁止条項)、地元の特色ある食材の購入場 所やバーベキューグリルのなどの設置及びレンタルの有無、子供の遊び場所、参加者の状況(小さな 子供お年寄りの参加やそれぞれの健康状況など)を事前に調べて知っておくことが大切です。

 

二、準備はお家で

日 本のバーベキューの最大の問題はバーベキュー場所のゴミや炭の 燃えカスなどの不法投棄。河川敷や海岸、公営バーベキュー場にあふれかえるバーベキューゴミは大きな社会問題になっています。「ゴミを捨てない」のは当た り前で「ゴミを持っていかない」バーベキューをしようというもの。肉のプラスティックのトレーは家で分別ごみとして捨てておき、ジップロップやタッパウエアなどのリサイクル 可能な入れ物に入れて持っていく、もしくはマリネしておくとなお良し。 野菜も家の台所で皮をむきヘタなどを切り落としておくなどの作業を済ましておくと 現地でゴミが出ないばかりか現地での楽しく食べ遊ぶ時間が増えます。マイ箸マイコップ&皿持参も

 

三、降らずとも雨の用意

こ の言葉は利休七則にそのままあります。茶の湯も野点など外で茶会を行うことがありますがバーベ キューも基本は青空の下でやりたいもの。天候の異変などは人知を超えたもの。事前に雨天や強風などの荒天時の予想や準備をしておくことは心の余裕に繋がります。 雨を恨まず、先のことを予想して逃げ場所の確保やテントやタープの用意をする。できる準備はしておいて、自分ではどうしようもないことに振り 回されずに心に余裕を持ってバーベキューを楽しみたましょう。

 

 四、焼ける前に一品

。人はおなかがすいている時にはイライラするもの。パーティの前 菜で出すようなち ょっとしたピンチョスやフィンガーメニューを先に出し小腹に入れ ると人は落ち着きます。ただポテトチップスのようなものではおもてなし心が伝わりません。クラッカーにチーズやハムなどを乗せ少しでも手の かかったものを事前に作っておき、さりげなく炭火が出来る間までの間にこれでも食べててくださいねとみんなに差し出す。このような小さな心配りが場を和ませます。 

五、食べ物を炭にするべからず

正しい焼 き方身につけると食べ物を粗末にしないということにも繋がります。せっかくの美味しいお肉や野菜が真っ黒けや生焼けで食べられなくなるともったい ないですからね。チャコールレイアウトの“ツーゾーンファイア”や“スリー ゾーンファイア”を使い分けて炭の正しい温度管理をし、炭を置かないキープゾーンをしっかり設けることによって焼きすぎは防げるもの。

 

六、子供相客に心せよ

利休七則にも「相客(あいきゃ く)に心せよ」とあります。相客とは共にバーベキューを楽しむメンバーのことをさします。バーベキューパーティの参加者はいろいろな方がい ます。ファミリ ーに親兄弟、仲の良い友人にそうでもない人、年配者や赤ちゃんなどなど。 バーベキュー九則では“子供”を加えて“子供相客に心せよ”としました。 子供達も食べるだけでなく料理のメンバーに加えましょう。子供をバーベキュー料 理 に参加させることで他人の役に立つ喜びを感じてもらうことが大切です。BBQ 三種の神器の一つである「水鉄砲」を持たせてグリルの炎を消す役割を与えるなど出来る事をさせるのがコツ。喜んで参加してくれます。子供は親や大人の役に立つことに喜びを感じるものなのです。

 

七、飲んだら運転しない

バーベキューではビールやワインなどのアルコール飲料をたしなむ事が多いです。飲んだら車を運転しないことは社会人としては当たり前です。夏場になるとバーベキューを楽しむあまりアルコールが入った状態で川や海に入って溺れるという事故が後を絶ちません。飲んだら乗らない泳がないということも徹底しましょう。またバーベキューが楽しいからといってアルコール飲料の飲みすぎにも注意が必要です。

 

八、ゴミ、炭は埋めない捨てない

日本のバーベキューの大きな問題の一つにゴミの投棄のことがあります。また海岸や河川敷にゴミや使い終わった炭を埋める行為が行われています。捨てないまでも土に埋める人たちが後を絶ちません。炭は自然に分解して土にかえるというのが理由のようですがみんながゴミや炭を埋めていくとどうなるでしょう。ゴミは持ち帰る、これは最低限のバーベキューをする時のマナー です。炭は炭捨て場があるところでは完全に消火してからその場 所に捨てる。火消壷で消火して“消し炭”とするということを推奨しています。

九、来た時よりも美しく

バー ベキューを楽しむ人達がみんなで美しくバーベキュースペースを作ることで、気持ち良いバーベキュ ーライフを過ごすことができます。お庭でのバーベキューでもいつも清潔な場所にしておくことは気持 良いバーベキューのためにも必要なことです。バーベキュー先進国のアメリカやオーストラリアなどで普及しているパブリックバーベキューグリルも使用者が掃除して帰るというのが暗黙のルールとなっています。法律で縛ることよりも各人のマナーで自らの遊ぶ場所を 守るという意識を持ちたいとおもいませんか。

自分もゴミは捨てない、人のゴミも拾う、この行為が場を守ります。

来た時よりも美しくを実践する人が増える事でバーベキューをすればするほどその場が綺麗になっていく。

そのような素敵なバーベキューの未来を、この「バーベ九則」を実践することでみんなで作りだしましょう。