【JSCA認定 BBQコンテスト『アルフレッド カップ』】チキン・ポークリブコンテスト結果発表
日本初の KCBS (KANSAS CITY BARBECUE SOSSIETY)のルールによる
バーベキューコンテストが開催されました。
※KCBS(KANSAS CITY BARBECUE SOSSIETY)は、世界で初めて
バーベキューコンテストの仕組みを整え、審査員(ジャッジ)の育成を行い、
公平で、平等なバーベキューのコンテストができるように設立された組織。
アメリカをはじめ、カナダ、ヨーロッパ、南米、オーストラリアなど
世界各地で年間450回以上行われています。
日本バーベキュー協会/日本スポーツクッキング協会は
KCBS バーベキューコンテストの普及活動を担っております。
料理を“スポーツ”のように
「公平で、平等な審査によって、料理で競い、投票でなく数値で料理の順位を決める」
スポーツクッキングとして行われます。
巷で開催されている料理コンテストは、
〇投票制
〇権威のある人(社長、市長、料理研究家、タレント)の評価
これらで審査していますが、
- 投票制は、人気が多ければ、友達が多ければ勝てる
- 権威ある人の味が一番とされる。偏見がはいる。
しかし、これらは、本当の意味では、平等、公平ではなく、評価に偏りがでます。
これを、スポーツクッキングでは、
- 誰の料理かがわからない「ブラインドジャッジ」
ブラインドジャジは、誰が作ったかわからない状態で審査します。
ブラインドジャッジでない場合、
例えば、「Aは、昨年優勝した人のステーキです」「Bは今回、初挑戦者のステーキです」
といわれると、ふっと、Aの方が美味しいんじゃないか、と先入観がはいります。
しかし、ブラインドジャッジは、
優勝した人、初参加の人、プロの料理人、BBQ好きなお父さん、
オシャレなOLさんなど、誰が作ったかわからない状態で審査されるので、
先入観なく、審査ができます。
そして、このブラインドジャッジの審査員は、
特に権威のある人でなくても、
料理人でなくても、
ジャッジ講習をうければ、
「どのポイントを見て審査するのか」「どういう味が良しとするのか」
講習会を受ければ、誰でも審査員になれます。
日本初のKCBSルールアメリカンバーベキューコンテストは
チキンとポークリブの2部門が開催されました。
【コンテストルール】
ステーキコンテストとルールが違ってきます。
・熱源はウッドチャンク、ペレット、炭などの木材のみ許可
・ガスや電気による調理は許可されていません。
・コンペティションで使用する肉類、食材などは全て参加者が事前に用意する
ステーキコンテストはステーキ肉が提供され、統一されますが、
KCBSルールコンテストは、各自肉を持ち込みます。
よって、アメリカン、国産、地鶏、地豚、勝てそうな肉で戦えます。
-
チキン部門
⚪︎ドラムもしくはサイの部分を推奨(ルール上はどこの部位を使用してもOKです)
⚪︎産地は問いません。
⚪︎ターンインボックスに6ピース以上が収められること
⚪︎ガーニッシュの使用は可能です。
- ポークリブ部門
⚪︎セントルイスカットリブ、もしくはバックリブを使用してください。
⚪︎産地は問いません。
⚪︎ターンインボックスに骨のついた状態のものが6ピース以上が収められることを基準にしてください。
⚪︎ガーニッシュの使用は可能です。
【KCBS[KANSAS City Barbecue Society]ルール】
・アピアランス(見た目の演出)、テイスト(味)、テンダネス(繊細さ)の3項目で審査します。
・各ジャッジは2.3.5.6.7.8.9点で得点をつけて、
さらに独自の係数による計算方式により決定されます。
・ジャッジ6人それぞれの点数が出たら、最低点を除いた5人の点数の合計が得点となります。
・2部門の得点を合計した点数で総合順位を確定します。
いよいよコンテストスタートです。
コンテスト時、日本バーベキュー協会 下城会長による
バーベキューコンテストに勝つためのクッキングクラスが開催され、
㈱イマイさんより、簡単にパエリアが作れる「カルメンシータ」を使った
パエリアをつくっていただき
お腹が空いたコンテスト参加者、応援隊の人々に
パエリアのふるまいが行われました
前夜祭には、
ブラジルのシュハスコの講習会も
急遽開催
KCBSのジャッジ講習会も開催され、
あらたに3名のJSCAのジャッジが誕生しました。