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BBQ RightとSmart BBQの関係性のお話 権利と義務

Barbecue Right とSmartBarbecueの関係

”Barbecue  Right”「国民全てがバーベキューを楽しむ権利を持つ」は2006年に日本バーベキュー協会が創立された時から変わらぬprincipleです。

社会的・文化的な権利としての「Barbecue Right」。
これは「人々が自由にバーベキューを楽しむ権利」という意味。
特にアメリカやオーストラリアなどバーベキュー文化が根付いた国では、
家のバックヤードは言わずもがな、パブリックな公園やビーチ、河川敷など公共の場所でのバーベキューをする自由が認められています。
ただしすべての場所でバーベキューができるわけではありません。
場所によって決めたれたルールに従ってが原則です。
バーベキューが快適にかつ安全に、そして環境に悪影響でないように配慮された場所のみがその権利を行使できるのです。
このような場所は合法的にバーベキューができる場所となります。
それ以外の場所でのバーベキューは法的に禁止されています。
この法を破ると勿論罰せられるのです。

Barbecue Rightには権利と義務が含まれます。
一つ目はすべての人にはバーベキューする権利(Right)が保障されているということと
二つ目は正しい(Right)バーベキューを行うこと義務があってこそバーベキューを楽しむ権利ができるということ。
この義務を果たさず権利はありません。
日本バーベキュー協会ではBarbecue Rightを行使するためにはなすべきことを定めました。

それが“SMART BARBECUE”という言葉に集約されます。
”スマートバーベキュー”には「正しい(Right)考え方と態度をもっでバーベキューをすること」
という意味も込められています。

日本のバーベキューをより進歩させるためにスマートにすることが必要です。
日本でのBBQ Rightの権利を維持するためにはこの「スマートバーベキュー」を目指す必要があります。

スマートバーベキューをより理解できるように4つの定義を制定しました。

1、自分に優しく   (自分自身をいたわり)
2、人に優しく    (共にいる人を楽しませ)
3、環境に優しく   (環境に配慮し継続できる)
4、社会貢献につながる(隣人を労わる)

この4つの定義を実践的に行うための指針が
「スマートバーベキューのためのバーベ九則」です。
スマートバーベキューを行うための行動指針が1から9まで時間軸で書かれています。
つまりバーベキューのお始まりから終わりまでです。

スマートバーベキューのためのバーベ九則

一、下調べは慎重に
バーベキュー場所を法律や条例、水場、買い物場所などを事前によく調べておく。
二、準備はお家で
下拵えはできるだけお家で済ませゴミになるものを持っていかない。
三、降らずとも雨の用意
雨や日差しを遮るものを準備しておく
四、焼ける前に一品
焼かなくても食べてるものや飲料を事前に用意しておく
五、食べ物を炭にするべからず
正しい焼き方を学び食材を無駄にせず全てを美味しくいただく
六、子供相客に心せよ
共にいる人全てに心配りをする
七、飲んだら運転しない
法律を守る
八、ゴミ、炭を埋めない捨てない
ゴミを放置しない、炭は適切な処理をする
九、来た時より美しく
自らがみんなが楽しめる環境を守る。

日本でも一部のアウトロー的な人の狼藉によりバーベキューでの利用規制や火気使用制限が増え、この「BBQをする自由」が制限されています。
海外でも法や義務を守らない人のバーベキューは制限されます。
海外の

一般市民がバーベキューを楽しむ権利を持つという基本的な権利が「Barbecue Right」。
この権利を行使しうるためにも誰もが等しく楽しくするスマートバーベキューを普及することが急務なのです。

*“正しいバーベキュー”とは単なるマナーやルール順守だけでなく、
安全で衛生的な調理(Food Safety)
食材や火加減を尊重した美味しい仕上げ(Right cookingmethod)
周囲への配慮(煙・騒音・環境など)(
文化や地域性を大切にする
も含みます。